こんにちは、金沢工業大学大学院2年生の高橋です!
今回は5/25に開催されたIEMPびらきについてのレポートを書きたいと思います。
時は遡り、、、
一年前飯綱にてフィールドワークを実施していた際に、ある、変わった空き別荘の見学を行いました。
真っ黄色で、雪国では珍しい平屋根RC造。おもちゃのようにも見えたこの別荘を起点として、現代に沿った別荘地の活用法を提案する『家を使ってキャンプする』通称IEMP(イエップ)を立ち上げました。
レポートに入る前に少しだけなぜIEMPを立ち上げたのかを。。。
別荘地はもとより、飯綱の関係人口を支えてきた重要な資源です。
私たちは、飯綱を更に盛り上げるためには、地元の方と関係人口がさらに深く関わることが不可欠だと考えています。
両者の共通の宝になるような、みんなで手を加える別荘の形を提案します。
IEMPは、地元の頼れる工務店ツチクラ住建さんが所有されている別荘です。
ツチクラさんも別荘地に対して熱い思いをお持ちであり、意気投合した私たちとツチクラさんでイベントやワークショップを実験的に開催しながら使い方を模索していきます。
5月25日
そしてその皮切りとして、5/25(土)に第一回『IEMPびらき-一夜限りの“みんなの食卓”作り-』を開催いたしました!
ツチクラ住建さんを始め温かい地元の方、そして我がOBの今年から移住した地域おこし協力隊荒木さんにもお手伝いいただきながら、どんなことをすればまちの人にも、外からお越しになる方にも飯綱を楽しむことができるかなーと現地で考えました。
その結果、私たちが飯綱に感じている魅力の一つである『食』を題材にした、みんなで食卓を作るワークショップを開催することに。
当日は地元の方や、東京などの遠方からお越しの方を合わせて約60人の皆様にご参加いただきました!
「食卓を作る」に沿って、みんなで椅子を作ったり、別荘の平屋根を生かして屋上にテントをはってみたり、小さい子供でも楽しめるようにボンドで貼るガーランド(装飾)作りをしてみたり、未完成ツリーハウスを完成させてみたり、、、
6つのワークショップを同時にしながらみんなで協力して、夕方からのBBQに向けてここでしかできない食卓をつくりました。
夕方からのBBQでは、地域を超えた参加者の皆様がすっかり仲良くなり、「みんなで次はこんなことしたいねー」なんて話しながら地元食材を味わいました。(私の一押しはジビエ(猪)を使ったシメの鍋です!)
BBQ中には、同日開催されていた霊仙寺湖から上がる花火大会の花火が上がり始め、霊仙寺湖まで歩いて行きました。(ちなみに別荘からも打ち上げ花火は見ることができました)
花火大会が終了後、学生や参加者で実際に家を使ってキャンプしてみました。
少し寒い中の宿泊でしたが、言葉にならないくらい綺麗な星空の下、屋上で寝る経験はここでしかできないことだなと感じた素敵な夜でした。
このように過ごしたIEMP。私たちが活動し始めて1年となり、徐々に私たち学生も飯綱という町に特別な想いを抱き始めています。
その中で、様々な方が交流する一夜限りの食卓は私たちが目指す景色を垣間見せてくれました。
だまだIEMPは続いてまいります、またのご参加をお待ちしております!